宝塚を拠点に、片づけ収納とクローゼット整理をサポート。
40代・50代女性の暮らしと装いを整える仕組みを提案します。

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何から始める?わが家の暮らしに合わせた防災備蓄について

2025/01/16
何から始める?わが家の暮らしに合わせた防災備蓄について
こんにちは。

「住む人に合わせた片づく仕組みづくり」と「装いに迷わない!あなただけのオリジナルクローゼット」をご提案しています。


宝塚在住 ライフオーガナイザー 原田ひろみです。

阪神・北摂地域、オンライン(全国)セミナー講師・片づけ整理収納サポートをしています。

私らしい暮らしを手に入れるためのライフスタイル整理術「時間管理」、「片づく仕組みづくり」、「コーディネート」3つのテーマでお伝えしています。


今日は…


災害の備えについてご紹介します。


明日で阪神淡路大震災が起きて30年になります。


私は当時、西宮市にある大学に通っていたため、たくさんの友人が被害にあいました。


30年経った今でも思い出します。記憶に新しいのが能登半島地震。


私の両親の実家、親族も被害を受け、昨年はとても辛く、後片づけに追われた一年でした。


だからこそ、いざという時の備えの大切さを実感しています。


今回は災害の備えとしての防災備蓄管理についてご紹介します。





こんな悩み、ありませんか?



  • 防災備蓄は準備しているけど、見直しができない
  • 情報が多すぎて、何から始めていいかわからない
  • 気づけば消費期限が切れていて、管理がうまくいかない


災害はいつどこで起きるかわからないから不安になりますね。


皆さんは、災害時の備えはどのようにしていますか?


地震に限らず、台風や大雨などの自然災害、停電なども多く、ライフラインが止まった時の備えはとても大切です。


だけど、「何を備えたらいいのかわからない。収納する場所がない。どれだけの量が必要なのかわからない。」とどうしたらいいかわからなくて悩んでいる方も多いのではないでしょうか?


私自身も情報に振り回されて何もできない時がありました。


そこで気づいたのは、情報に振り回されず、自分に合った方法を見つけることでした。


今回は「どこから始めたらいいかわからない」を解決するために、効果的な管理方法を具体的にお伝えします。


不安を整理することから始めよう


「何を準備したらいいかわからない」と不安に感じているときは、さまざまな情報に惑わされることがあります。


最初の一歩として「自分が何に不安を感じているか」、そして「どうなったら安心できるか」を確認にしてみませんか?


例えば、こんなふうに整理してみます。


  • 不安:非常時の備えが足りていない
    → どうなったら安心できる?:家族が1週間生活できる食品や日用品を準備できている
  • 不安:何かが起きたときの対応方法がわからない
    → 安心するには?:備蓄や非常持出し服を準備。家族で話し合って何か起こったときにどうするかを決めておく

  •  不安:備蓄管理がうまくいかない
    → 安心するには?:リスト化して備蓄管理がもっとスムーズにできて不足が把握できるようになる


漠然とした不安を書き出して、どうなったら安心できるかを整理するだけでも気持ちが少し軽くなり、次にやるべきことが見えてきます。




わが家で実践する備蓄管理方法

さまざまな方法がありますが、実際にわが家で実践している防災備蓄方法をご紹介します。


私の家では「わかりやすく続けられる仕組みづくり」を意識して備蓄管理をしています。


① 保管場所

玄関横の物入と寝室の2カ所に食品や日用品を分けて保管しています。


どちらも倒れやすい家具がなく、いざというときすぐに取り出すことができる場所です。


以前はキッチンに置いていましたが、転倒するもの、割れ物が多い場所は危険だと思い場所を変えました。

玄関横の物入には主に食品、水、ドリンク類を。また、食品以外にもラップ、紙皿、カセットコンロ、カセットボンベ、ティッシュペーパーなど日用品のストックの中でもいざという時、活用できるものをまとめて収めています。

2階の寝室には書類を入れるときに使う丈夫なクラフトボックスを使って、非常食、おもち、食品やカセットボンベなどを保管しています。

クラフトボックスは積み重ねることができるので備蓄品の保管に役立ちます。


②何を備蓄するの?普段食べているものを中心に

(こちらは防災備蓄リスト作りのワークショップでつかったもの)


缶詰やレトルト食品だけでなく、家族が普段から食べ慣れている味を中心に備蓄としてリスト化して準備しています。


レトルト食品や非常食は長期間保存が可能ですが、被災して精神的に不安定なときは食べ慣れていないものより、普段からよく食べているものの方が安心して食べられます。


まずは、家族の食事を振り返ることからはじめてみてはどうでしょう?


いきなり防災備蓄を完璧にしようとするとハードルが高く感じますよね。


最初は、家族が普段どんな食事をしているかを振り返り、「食べ慣れた食品」を中心に少し多めにストックすることから始めてみてください。



例えば、


パスタや缶詰スープのように手軽に調理できるもの

野菜ジュースやようかんなど甘くてすぐ食べれるもの

アルファ米やお餅など


日々の暮らしに少し防災意識を取り入れるだけでも、いざというときに役立つ備えになります。



③ 管理方法は「年2回」の見直しで仕組み化


わが家では9月(防災月間)と1月(阪神淡路大震災があった月)にまとめて備蓄品を見直します。


このタイミングで、消費期限が近いものを普段の食品ストックに移動し、新しいものを補充する仕組みです。


以前は「ローリングストック法」を取り入れていましたが、忙しい日常の中で補充を忘れてしまうことが多く、年2回の固定管理法に変更しました。


この方法にしたことで「見直しを忘れる」ことがなくなりました。


今すぐできる3ステップ

①現状を確認する

 備蓄品がどれだけあるかリストアップ。足りないものを把握するだけで安心感が生まれます。


②簡単に取り組める仕組みを作る

 定期的な見直し日を決めて、カレンダーや手帳に書き込む。


③小さな行動から始める

 たとえば「水を3本買い足す」や「缶詰を2種類追加する」など、すぐできることを一つでもいいのでやってみませんか?



小さな備えが安心につながります。


災害への備えは「完璧」じゃなくても大丈夫。


大切なのは「家族に合ったやり方で少しずつ進めていくこと」だと私は思っています。


もし「どこから始めたらいいかわからない」「もっと詳しく知りたい」と思われたら、一緒に安心できる暮らしをつくるお手伝いをさせていただきます。


定期的なワークショップも開催していますので、ご要望があればぜひお気軽にご相談くださいね。


「災害伝言ダイヤル」使ったことありますか?こちらもぜひ参考にしてくださいね。

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