こんにちは。阪神・北摂地域、オンライン(全国)で洋服を中心に片づけ整理収納サポート、セミナー講師をしている
ライフオーガナイザー®・暮らしコーディネーター 原田ひろみです。
今日は洋服整理について
クローゼットの片づけサポートに伺うとこのようなお悩みをよく聞きます。
- 捨てられなくて迷う服がたくさんある。
- きれいだし、もったいない。
- 痩せたら着るかもしれない。
着ていない服がたくさんあるのに整理しても”迷う”ため進まないとのこと。
そこで今回は…
3つのコツはこちら。
- 手放せない服をなんでも部屋着にしない
- 「痩せたら着る服」ルールを決める
- 時代遅れの服 or 今似合う服 どちらが素敵に見える?
一つずつご紹介しますね。
①手放せない服をなんでも部屋着にしない

「外に着るにはちょっと恥ずかしい。だけど、家の中なら着れるかも…。」 そういった服を部屋着にすることはあると思います。
けれども、外で着られない服を部屋着にして残していたら、いつまで経っても洋服は減りません。
これは右から左に移動しただけ。「整理する」にはなりません。
「みなさんは部屋着を何枚持っているか数えたことありますか?」
聞かれてもわからないって方が意外と多いです。
ライフスタイルによって部屋着の必要枚数は変わってくると思いますが、1週間で何枚の部屋着を着ていますか?
持っている枚数と1週間もしくは季節ごとに何枚ぐらい着ているか?ご自身の生活を振り返って確認してみると必要な量が見えてきます。
- 部屋着の枚数が明らかに必要枚数よりも多い。
- 部屋着として置いているけど着ていない服が意外とある。
と感じた方は、部屋着も選び取ってください。
例えば、ご近所さんが突然訪ねてきたときそのまま着て出られるもの、よく着ている、着ていて落ち着く服などを選ぶ。
なんとなくではなく、「自分が着たいと思う服、着心地が良い服」を選ぶことで、部屋着で過ごすときもクローゼットもより快適になります。
「捨てられない服=部屋着」にならないようにぜひ見直してくださいね。
②「痩せたら着よう」と残している服

みなさんも痩せたら着ようと思って残している服があるかもしれません。
私も以前はたくさん残していました。
だけど、そういった服を着たのは数枚だけ。結局、着なかったんですよね。
理由は、痩せたらその時の体形のあった新しい服が着たくなるから。
なので、痩せたら着ようと思って残している服も、ご自身に合わせてルール作りをすることをおススメします。
例えば、私の場合、着られなくなった服は、1年間だけ保管すると決めています。
それでも悩んだらさらに半年。そこでやっぱり着られないときは、潔く手放します。
それ以上の残しておいても洋服の流行も変わるので、私は新しい服の方がいいと思ってしまうのです。
たとえ痩せて、着れるようになっても、気分が上がらないものであれば、気持ちよく一日を過ごすことができませんからね。
今の自分を素敵に見せてくれるものを選んだ方が、気分も上がります!
③時代遅れの服 or 今似合う服 どちらが素敵に見える?

衝動買いで買った服。あまり好みじゃなかった服、合わせるものがない服。
着ていない服がクローゼットに埋もれたままになっていませんか?
私の場合、着ていないけどきれいな状態の服は、捨てるとか手放すことができませんでした。
理由は「もったいない」と思ってしまうから……。
迷う服は実際に着てみたり、家族や友人の客観的な意見をもらうことで整理が進みやすくなります。
ハンガーに掛かっている状態だと、その服を着ていた頃の良いイメージが浮かぶのですが、実際に着てみると…「あれ??思っていたのと違う」とギャップに気づくことができます。
時代遅れと感じたり、年齢にあわないテイストだったり。
客観的にみること、人から意見をもらうことで、洋服整理の判断がしやすくなります。
以前は、服を捨てるのが苦手で、着ていない服をほとんどクローゼットに残していました。
けれども、残している服は出番なし。ただ、クローゼットを占領しているだけでした。
出し入れがしにくいパンパンのクローゼットにイライラ……。
好きで買った服ばかりなのに、クローゼットの状態がイヤで見て見ぬふりをくり返す。
いつまで経っても変わりません。
着ていなくても買った洋服を手放せなくて悩むのなら、買い方を見直してみる。
洋服を手放すことが苦手な方こそ!買い方を意識する。
買う時に
- 全体のコーディネートを意識してる?
- 今の生活に合った服?
- 手持ちの服と合わせられる?
- 着ていく場所がイメージできる服?
考えるようにしてくださいね。
今日はクローゼットの”迷う服”を整理する3つのコツをご紹介しました。
ポイント
- 「捨てられない服=部屋着」にならないように見直す。
- 痩せたら着るかも→痩せたら本当に着る?今の自分を素敵に見せてくれるものを選んだ方が、気分も上がります!
- 迷う服は実際に着てみる。家族や友人の客観的な意見をもらうと整理が進みやすくなる。
- 洋服を手放すことが苦手な方こそ!買い方を意識する。
もったいないと思う気持ちはあると思いますが、洋服(モノ)よりもあなたを素敵に見せてくれる服を選び取ってみてください。
着ていない服を溜め込むより、素敵に見せてくれる服や着ていて気分が上がる服が、詰まっているクローゼットの方が毎日の服選びも楽しくなりますよ。