こんにちは。
阪神・北摂地域、オンライン(全国)で洋服を中心に片づけ整理収納サポート、セミナー講師をしている
ライフオーガナイザー®、クローゼットオーガナイザー 原田ひろみです。
海外にもライフオーガナイザーが活躍しています
台湾の片づけプロの方々とは、(TALO)社團法人台灣生活規劃術協會という台湾のライフオーガナイザーを育成する団体になります。
2017年から台湾でもライフオーガナイザー資格認定講座が開講され、2019年には現地で協会が設立されました。
台湾だけでなく、中国、香港でも日本と同じようにライフオーガナイザーの方々が活躍しています。
今回は、(TALO)社團法人台灣生活規劃術協會の主催するカンファレンスがオンラインで開催され、私はオンラインゲスト講師として登壇し、「クローゼットの片付け」についてお話をさせていただきました。
クローゼットオーガナイズ3つのポイント
お伝えしたのは「クローゼットオーガナイズ3つポイント」。
クローゼットには2つのお悩みがあります。
クローゼットが片づかない「空間のお悩み」と、何を着たらいいかわからない「装いのお悩み」。
双方が解決しないと心地よさには繋がらないので、ポイントを絞ってお伝えしました。
今回は、片付けのプロに向けての講座だったため、片付けプロの視点で知っておきたいことも合わせてお伝えしました。
例えば、クローゼットのお悩みでよく言われる「着なくなった服やモノを手放すことができない」というクライアントの方へどのようにアプローチしてサポートしているのか?
台湾でもクローゼットのお悩みは同じ?
講座終了後は質疑応答の時間があり、事前にお聞きしていた質問とリアルタイムでの質問にお答えしました。
台湾語になるとなんだか難しそうに感じますね(笑)。
回答する時は、合間に通訳が入るため、いつもと違う状況に「どのように伝わっているかな?」とドキドキしました。
実際に質問をお伺いして感じたのは、日本でも台湾でも共通するお悩みが多いこと。
例えば、気候が変わり、夏と冬の区別がつきにくいときのクローゼットの収納提案や、時代遅れで着られなくなった服や物を手放すことができない場合のサポートなど。
日本では、着なくなった服をリサイクルショップに持ち込んだり、メルカリなどのフリマアプリを利用して手放す方法なども増えています。
ですが、台湾では日本のようなリサイクルショップや古着を買い取ってくれるお店がほぼないそうです。
一部の地域で日本人の方が個人で経営されている洋服の買い取りなどもあるそうですが、まだまだ数は少ないとのこと。
また、お店に持ち込んでもほぼ値がつかないとのこと。
そこは日本でも同じですね。
台湾での着なくなった服の手放し方は?
台湾での洋服の手放し方について個人的に興味があったので調べてみました。
台湾ではリサイクルショップなどはありませんが、定期的にフリーマーケットが開催されているところもあり、そこで着なくなった服を売ったりする方もいるそうです。
また、古着回収ボックスが街に設置されていて、不要になった服をいつでも回収ボックスに入れて手放すことができるとのこと。
今回は、文化もライフスタイルも違う台湾で活動するライフオーガナイザーの方々に「クローゼットの片づけ」についてお伝えする貴重な機会をいただきました。
また、国は違ってもライフオーガナイザーとして同じ思いで活動されている方々との交流は、刺激もあり、私自身も視野が広がったと感じています。
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