家が片づかない問題を間取りと動線で考える

“片づけにくい”の多くは間取りや動線が原因になっていることがあります。
収納建材メーカー「南海プライウッド大阪ショールーム」でライフオーガナイザーとして勤務する中で、日々たくさんの図面を拝見します。
また、現場での片づけサポートや収納や仕組みづくりの提案を通して感じることは、今ある空間を整える視点と、間取りから考える視点。
どちらも大切なことだとひしひしと感じています。
家事動線・生活動線を設計段階から考えることで、 毎日の「使いやすさ」と「片づけやすさ」が大きく変わること。
日々の暮らしのストレスも自然と減らすことができます。
私自身、そこまでアドバイスができるようになるために学びを重ねています。
トトノエサロンPRO:ランドリールームの間取りで得た気づき
今年から「トトノエサロン」に参加しています。
”トトノエサロンは「住宅の後悔をなくしたい」そんな想いから生まれ、建築・インテリア・収納のプロ4名の方がチームで運営されています。
私はこちらのサロンに初期から参加させていただき、今は《トトノエPRO》【建築・片づけのプロ向けスキルアップ講座】で月に2回ほど実践的に学んでいます。
今日は「ランドリールームの間取り」についてでした。
図面を見ながら、
「この壁の位置、動線的にどうだろう?」
「家事の流れを考えると、こっちに入口がある方がラクかも」
と、実際の動きをシュミレーションしながら考える時間は、あっという間でだけど楽しくて刺激的です。
私が”片づく仕組み”を考える上で大切にしているのは、”生活の流れがスムーズになる「家事動線×収納動線」の計画。
どんなにおしゃれな空間でも、使いにくければ家は散らかります。
そこで間取りを見直すことで、より暮らしやすくできること。その重要性を改めて感じました。
他のメンバーの方々の提案を聞くことで新たな発見もあり、自分の視点が変わる瞬間がたくさんあります。
今日のテーマだった「洗面・ランドリールーム」の間取りは、数年前と比べて大きく変わってきています。
わが家は築18年。洗面所はとても狭くて洗濯物を干すスペース(ランドリールーム)などを考えることはなかったです。
「洗濯物は外で干す」が当たり前でした。
けれども、共働き世帯が増え、洗濯物は朝ではなく夜に済ませてしまう。
ベランダがなく、洗濯物は室内干し。
幹太くんなどの洗濯乾燥機を利用して洗濯家事を効率的に済ませたいと考えるご家庭がとても増えていて、図面を拝見していても洗面・ランドリーは以前よりも広い空間になっています。
もっと広く取りたいけど限られた空間でどのように収納を考えればいいかとショールームに収納システムを見に来られる方がとても多いです。
南海プライウッド大阪ショールームのランドリールーム(収納システム:ラクロ)
ライフオーガナイザー+建築視点からのご提案
これまでは、「今のお住まい」に合わせた収納提案を行ってきましたが、今後、新築やリフォームの段階(間取りを決める前)でそのご家庭のライフスタイルなども考慮した”動線と使いやすさ”を叶える「収納プランニング提案」ができるように。
ライフオーガナイザーとしての経験に 建築・インテリアの基礎知識を掛け合わせて、「原田さんに頼んでよかった」と思っていただける存在をめざして。
まだまだ学びの途中ですが、 これからも《トトノエサロン》での学びを日々の仕事にも活かしていきたいです。
今日からできる”動線見直し”の一歩

暮らしを整える第一歩は、“日々のストレス、使いにくいと感じる場所を見つけることから。
家事のムダな動きを1つ書き出してみてくださいね。
「この動線、もっとラクにできるかも」と気づくことが、見直しを始める第一歩にもなります。
とはいえ自分では何から始めたらいいか分からないとなった時は、悩みと理想を整理する。「思考の整理」から私が一緒にお手伝いすることができます。
家事動線の見直しをしたい方はご相談くださいね。
あなたの暮らしに合った”片づく仕組みづくり”を一緒に考えます。
特にクローゼットオーガナイザーとして、得意とする衣類収納や洗濯動線「洗う→干す→しまう」の流れをスムーズにするご相談はお任せください。
▶ 「無料相談」もご活用くださいね。(初回30分/オンラインOK)
▶LINEからなら「暮らしの相談」とメッセージくださいね。