衣類はどこに?どのように?収納してる?
服が増えて収まらなくなると、別の部屋に洋服を収納したり、引き出しケースやパイプハンガーを買い足して収納スペースを増やしていませんか?
収まらないものを”とりあえず”別の部屋のクローゼットに収めていくうちに、使いづらくなり、戻すのが面倒になってしまうことはよくあります。
例えば、こんな風に思ったことないですか?
そのお悩みを解決するコツは「ふだんの行動を振り返る」。
つまり「モノの配置と行動動線」の確認です。
毎日着る洋服の収納場所が分散している
毎日着る洋服は一か所にまとまっていますか?
あちこちに分散していませんか?
こちらはお客様の例です。
奥様の衣類がウォークインクローゼットには洋服が収まらなくなり、隣接する寝室にもハンガーパイプ、5段のチェストと4段のチェストを買い足し、衣類を収納されていました。
衣類を収める場所が、ウォークインクローゼット、寝室のハンガーパイプ、2カ所のチェストと4カ所に分かれていました。
そんなに離れた場所ではないのでいつのまにか当たり前になっていたようです。
毎日3~4か所に分かれた衣類を行ったり来たりしながら出したり、戻したり。
これではスムーズに身支度もできないし、洗濯したものを戻すのも面倒に感じてしまいます。
原因は、洋服が収まらないから収納用品を買い足したけど、「無駄な動きが増えてしまい、お客様にはストレスになっていました」。
行動動線に合わせて衣類の配置を見直す
そこでご提案させていただいたのは、衣類の配置と動線の見直しです。
使いやすくするために行動動線に合わせて衣類の配置を変えました。
工程はこちら
見直しポイント
寝室のハンガーパイプがカバー付きだったため、オフシーズンの服はそちらに移動して、場所も寝室の奥側に。
今までクローゼットにギュウギュウに収まっていた洋服も分けたことで空間にゆとりがうまれました。
以前は、着ようと思って取り出したときは、シワになっていたり、見つけずらい状態だったのも解消されました。
身支度の行動動線がかなりスムーズになりました。
配置のポイント
「人別に同じようなアイテムをまとめ、無駄な動きが減らす」
「クローゼット収納のコツ 身支度がラクにできるクローゼットの仕組み」