リビングを広くスッキリ保つために欠かせない“収納計画”の考え方

2025/10/04
リビングを広くスッキリ保つために欠かせない“収納計画”の考え方

「リビングを片づけてもすぐに散らかるお悩みありませんか?」


こんにちは。
宝塚在住 マスターライフオーガナイザー®・クローゼットオーガナイザー®の原田ひろみです。
セミナー講師・片づけ整理収納サポートをしています。

このブログでは、40歳からのライフスタイル整理術として「装いと暮らしをととのえる仕組み」についてお届けしています。

今回は 「リビングダイニングの収納計画」 についてお話します。
 



よくある間取りの落とし穴


私は、収納建材メーカー「南海プライウッド㈱」のショールームスタッフとしても勤務していて家づくりやリフォームの図面をたくさん見ています。


図面を見ていて感じることは、「リビングは広くスッキリさせたい」という希望の一方で、収納がほとんど設置されていない 間取りがとても多いこと。


リビングは家族が集まる場所であり、所有者の違うモノが集まる場所。


収納がなければ、後から家具を買い足すことになり、結果としてリビングが狭く、雑多な印象になってしまいます。




なぜリビングに収納が必要なのか



  • 家族の共有物(文房具、薬、書類、ゲーム機など)が集まりやすい
  • 使う頻度が高いモノは出しっぱなしになりがち
  • 「しまう場所がない」が散らかる原因になる


収納がないと、生活感がそのまま空間に出てしまい、「片づけてもすぐ散らかる」状態に陥ります。


失敗しないリビング収納計画のポイント

事前に考えておきたいリビングの収納計画のポイントは3つ。


  1. 使う場所のそばに収納をつくる 
     動線に沿った収納は、片づけも出し入れもスムーズになります。

  2. 扉付きで生活感を隠す 
    扉を閉めると隠せるため、見た目のスッキリ感が長持ちします。

  3. モノの量を想定して確保する 
    家族構成・ライフスタイルに合わせて収納できるサイズを決める。


こちらは築18年のわが家のリビングです。


約17帖のリビングダイニングには、リビングやダイニングで使うものを一括で管理するためにクローゼットを設けました。


ソファの後ろに奥行50cmほどのクローゼット。

クローゼット内、上部には可動棚を設置し、下部には「無印」のシステムラック、引き出しケースを入れて生活で必要なものを収納しています。


リビングに収納があることでゴチャゴチャ感がなく、いつもスッキリとした空間を保てるようになりました。


床置きが少ないため、ルンバを稼働することができます。

わが家は家を建てる際にクローゼットをつくりましたが、置き家具でも可能です。

ポイントは、分散して収納を設けるより置き家具でも一か所に集中して収納できる場所をつくることで家族とどこに何があるかを共有しやすくなります。

今からできるリビングダイニングの片づく仕組みづくりワーク


  •  リビングにあるモノをすべて書き出す
  • それぞれのモノの置き場所を確認
  • よく使うモノが手の届く範囲にあるかチェック


このワークをすることで、必要な収納の大きさや場所が見えてきます。


リビングは広いだけでは、スッキリ空間はつくれません。


収納計画は暮らしやすさを左右する大事な要素です。


ぜひ「使う場所のそば」に収納を計画して、日々の片づけがラクになる仕組みを意識してくださいね。


「片づけても、すぐ散らかる…」


そんなお悩みも、収納計画を見直すことで解決できます。


もし新築・リフォームの収納計画で迷っている、今のお住まいをもっとスッキリとさせたいと感じているなら、住まいの収納サポート や 無料相談をご利用ください。


あなたに合った仕組みを一緒に考えます。